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私の2024年ベストバイはこれ!

2024-12-31

著者: 陽斗

私のベストバイカメラ

今年もすでに話題のベストバイをやりたいですねと話していたら、一人でガッツリ書いていいよと言われたので、私が買ったベストバイカメラをご紹介します。

SONY α7R V と SEL2470GM2

私の2024年ベストバイカメラはSONY α7R VとSEL2470GM2です。これは超絶の即決でした。

これまでボディはα7R IIIを使用していました。2017年に発売され、2019年に購入しました。それから約5年間大きなトラブルを抱えることもなく使用していました。

しかし、5年も使用していると現行のα7R Vとの性能差を感じるようになります。例えば連写。最近水族館へよく行くのですが、α7R IIIではUHS-IIのSDカードを使用しても連写後は書き込み待ちが発生します。画素数の多い(1枚あたりのデータ量が多い)写真をα7R IIIが処理している最速のSDカードを使用しても待ちが発生していました。

また自宅ではテレワークで商品撮影を行っているので、Oculus Questに付属していた5mのUSB Type-Cケーブルを常時繋いでいます。現行モデルであればワイヤレスでもできるのに……とやや不満を感じるように。

レンズもSEL24105Gをメインのレンズとして使用していましたが、"F4が物足りない"と感じる場面や、所有しているSEL50F12GMと比べると写真に差があると感じるようになりました。

特別なキャンペーンのチャンス

そんな中、SONYからα7R Vの4万円キャッシュバック実施のお知らせ。これは買うしかない!と購入に踏み切りました。SEL2470GM2は年末に買おうかなと思っていましたが、SONYから8月に値上げの発表。これはどちらも買うしかない!と購入に踏み切りました。

α7R IIIは下取りに出しキャッシュバックを含めるとα7R Vを実質30万円台で購入することができました。SEL24105Gはメルカリで売却に成功しました。

α7R V の性能と使い心地

α7R VはGMレンズの本領を発揮してくれます。下の写真はSEL50F12GMと組み合わせて撮影したものですが、圧倒的な解像感を持つ一枚や二枚が撮れました。これまでα7R IIIと組み合わせて使っていたのが申し訳なくなるほど、進化を感じます。

SEL2470GM2は旅行での最強の友になります。ワイド端では24mm、テレ端は70mmと使い勝手抜群でF2.8の通しは非常に使いやすい。さらに、APS-Cクロップを使えば105mm相当の画角を使うことができます。しかもα7R Vなら6100万画素あるので、クロップしても2620万画素を保つことができます。

上の写真のような風景写真から下の製品撮影のような高コントラストの写真をレンタル交換することが多く、サクッと撮れてしまうのも良いところ。ボケが非常に綺麗。

進化したAF性能

α7R VではAFの精度も進化しており、ポートレートにも最適。さらにα7R IIIに比べて大幅に進化したのは動物に対してのAF。水族館で撮影する際に早く動く魚(対象とは言っていない)に対してリアルタイムでトラッキングを続けるので非常に早く対応できました。

結婚式での活躍

そして先日、友人の結婚式に参加しました。その時にもα7R VとSEL2470GM2は最強の組み合わせです。多くの写真を撮影した結果、4本のマルチパターンが非常に便利。どんな方向にでもモニターを傾けて撮影できるので、カメラだけでなくシャンパンを撮影したりすることができ、快適でした。

連写性能の向上

連写性能はR III比で秒間10コマと同じですが、大容量バッファメモリの搭載とCFexpress Type-Aによるストレスフリーで撮影できます。R IIIでは連写後、書き込み待ちで撮影できないことがありましたが、α7R Vなら連続RAW使用時に最大583枚まで撮影可能ざっと撮影を逃した!という事が無くなります。

多様な撮影スタイルに対応

空港の展望デッキから撮影した飛行機。この最高段階の光拍5本レンズ補正で三脚なしの手持ち撮影、クロップでもこのような流し撮りも簡単にできるようになりました。

物撮りでも最適です。言葉では表しきれませんが、1つランクが上がったような気がします。SEL2470GM2は最短撮影距離も短いので物撮りは非常に快適です。

便利な機能たち

画質性能は非常に良いのはわかっていたので、α7R Vの良さはそれだけではありません。他のと比べても非常に便利です。α7R III比で非常に便利だなと思ったところを紹介します。

α7R Vは電源オフにして、カメラに入れてもスマホを接続して写真をチェックしてスマホにRAW画像を転送することができる段階まで達しました。これで撮影したものを友人とカフェで話しながら見て、それに意識が行った写真をそのままスナップで撮影出来てしまいます。

またUSB PDに対応しているのも非常に便利。移動中の短い時間で高速度充電ができるので、数時間の旅行でも充電器を持参しなくても良いようになりました。

そしてワイヤレスデスクトップに対応しています。これが非常に便利。家でカメラを起動すれば自動でWi-Fiが繋がり、そのネットワークを通じてパソコンに自動接続。そのままPCから操作したり、撮影したデータをチェックしたりできます。

不満点も解消へ

こんなに便利であれば、不満点もあります。

あとは1枚あたりのデータ量が非常に増大ということ。非圧縮であれば1枚当たり約130MB程度、圧縮RAW(L)であれば480MB程度と非常にデカいです。こんなものを連写してしまうと1日の旅行で50GB程度は使ってしまいます。外付けSSDに移してもそれもすぐに足りなくなります。ストレージの増設は早急に対応したいところ。

そして機材のせいでもできないということ。ある程度安くて古い機材であれば「安いからね」「古いからね」と言ってできるが、ここまで揃えてしまうと「足りない」とか言われても仕方がないです。

以上私のベストバイ、α7R VとSEL2470GM2でした。前機種同様、大切に使っていきたいと思います。