
守山高校が「科学の甲子園」で3位入賞 「全員で頑張った結果」(ぷんさんの経済新聞ネットワーク)
2025-04-03
著者: 蒼太
全国の高校生が理系科目の知識を競い合う「科学の甲子園」で、滋賀県代表の守山高校(守山市守山3)が総合3位に入賞しました。守山高校の「科学の甲子園」は、各県の予選を勝ち抜いた高校生47チームが、理科・数学・情報などの筆記競技と実践競技を行い、その得点を加算した総合成績を競う大イベントです。
全国の科学好きな高校生が集い、活発な競争が繰り広げられる中、守山高校は精力的に活動を重ね、各科学分野の専門家との交流も行いながら知識と技術を磨いてきました。競技は理科、物理、生物などの理系6科目の筆記試験で、6名がそれぞれ得意な科目を担当し、地学を履修しているメンバーは資料集を購入し、勉強に励んだ結果が実を結んだ形です。守山高校は参加後13年間、連続して常連校として県代表となっており、今回初めて全国大会で1位を目指す挑戦をしました。
また、同じく2年の山口あかりさん、田中まどかさんをメンバーに加え、3月21日〜24日に行われた全国大会(つくば市)で敢闘賞を勝ち取り、全国大会への出場を決めました。21日に行われた筆記競技、22日に行われた実技競技では特に活躍し、彼女たちの努力が認められる形で高評価を得ました。
この大会は、今後の進路に向けての貴重な経験となり、亮太さんは「試験は見ている方が緊張した。余裕があると見える」と振り返り、クラスの仲間たちと切磋琢磨した日々が実を結んだことを喜ぶコメントを寄せていました。
滋賀県内では、守山高校の他にも多くの学校が参加しており、徐々に科学教育に対する関心が高まっているとのこと。科学の甲子園は、理系を志す生徒たちにとって、憧れの舞台となっており、毎年多くの高校生がこのイベントに挑戦しています。