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シャープのEVコンセプトモデル「LDK+」も展示された「SHARP Tech-Day’24 “Innovation Showcase”」

2024-09-17

2024年7月17日〜18日開催

シャープは9月17日〜18日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで技術展示イベント「SHARP Tech-Day’24 “Innovation Showcase”」を開催し、EVコンセプトモデル「LDK+」(エルディーケープラス)を公開した。

このイベントは数年後を目標にEV市場への参入を発表しており、展示されたLDK+は走行しないが、同社の目指すEVの方向性を示すものとなる。

同社の発表によると、鴻海精密工業(Foxconn)のEVオープンプラットフォームをベースにしており、シャープが企画および開発、マーケティングを行うことになる。また、LDK+の製作には、フォロフライトとの協力を得ている。

さらに、「SHARP Tech-Day’24 “Innovation Showcase”」の展示会場には、モビリティ関連として、次世代コクピットや車載向け視野角切り替えデジスプレイなど、新たな技術が多数展示された。これにより、シャープは自社の技術力を広くアピールし、EV関連分野における取り組みを強調している。

今回のイベントでは、最新のEV技術が一堂に集まり、来場者は未来のモビリティを体感できる貴重な機会となった。また、サステナビリティに配慮した電動車両の開発が進む中、シャープも環境に優しい技術の導入に力を入れている。

このように、シャープはEV市場への本格参入を見据え、技術革新に取り組んでいることを示している。今後の展開に注目が集まる。