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シャープ、亀山市第2工場を譲渡!液晶パネル採算悪化で事業縮小

2025-05-12

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シャープが第2工場を譲渡する理由とは?

12日、シャープは三重県亀山市にある液晶パネルを生産する第2工場を、台湾の精密工業のポンハイに譲渡すると発表しました。これにより、同工場で製造されていたテレピは「世界の亀山モデル」として知られていますが、今後飲水事業に特化していくとのことです。

輸出額の減少と競争の厳しさ

中国経済の減速や市場における過当競争が影響し、液晶パネルの価格は急落しています。これにより、シャープの採算は悪化し、業務の縮小を余儀なくされています。企業は今後、薄くて軽い液晶パネルの事業を縮小し、他の分野への投資を強化する意向を示しています。

新たなビジョンに向けて

シャープは、亀山工場でのメイン事業の変更を図りながら、新しいビジネスモデルを追求しています。この動きは、より持続可能な事業運営を目指し、未来に向けた一歩を踏み出す重要な試みと捉えられています。企業内部では、タブレットやスマートフォン向けの新製品の開発が進められており、これからが非常に価値ある時期となるでしょう。