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【シニアスマホ】「月3GB+完全かけ放題」安いSIMはどこが良い?【2023年4月版】

2025-04-01

著者: 裕美

シニア世代に最適なスマホはどれか?一昔前の60歳代の人々ならともかく、80歳を超えるとスマホの操作が難しくなります。今回は、70歳代のメールやLINEも使えるシニアを対象にしました。この世代はWebサイトをあまり見ないため、データ通信量は月3GB以下が推奨されています。さらに、電話をかけることが多いため、24時間完全かけ放題のプランを紹介します。

完全文にかけ放題がいらないならその分はさらに安くなる場合もあります。そこで、格安SIMやスルーキャリアでは「月3GB+完全かけ放題」でどの程度スマホの料金を安くできるのか、実際に見てみましょう。ちなみに、大手キャリアのドコモでは月3GBが月額2,167円の「irumo(イルモ)」が存在します。こちらは光回線やダイヤルカットなどを活用して月額880円。完全かけ放題は月額1,980円なので、割引なしでは月額4,147円、割引フル適用時は月額2,860円となります。このあたりを基準に料金を比較してみると良いでしょう。

【格安SIM 1】日本通信「合理的プランシンプル290」

最初に紹介するのは、月額290円という驚きの安さが魅力の日本通信の「合理的プランシンプル290」です。データ通信量は最大1GBまで月290円で利用可能ですが、データ通信量が足りない場面は1GB=220円で追加できるので、月3GBであれば730円です。完全かけ放題は月額1,600円で追加できるので、月合計計算は2,330円になります。みなさん、日本通信のプランは非常に柔軟性があり、必要に応じて調整できることが特徴です。公式サイトでは「月3GBに設定しておくと、1GBを超えた時に自動的に1GB追加される。月3GBを超えることはありません」としていますが、逆に1〜2GBで収まる場合は220円〜440円安くなります。このようなシステムなのでデータ繰り越し機能はあまり役立てられないでしょう。

この他にもシニア向けのスマホプランが増える中、良心的かつ使いやすいプランが求められています。特に最近登場したプランには、通話とデータ両方ともに必要最小限で設定し、結果的に安価に済ませたいというニーズに合ったサービスが増えています。