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渋野 日向子が3年連続予選落ち危機!?コース不在で女王戴冠も?

2024-11-08

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日本国内女子ゴルフツアー初日(8日)、グレートアイランドC(千葉)で行われたレディースゴルフトーナメントが769yd(パー72)で開催され、曇れ(観客3573人)

年間レースで1位を走る渋野日向子が10月「NOBUTA GROUP マスターズGC」以降、今年3度目の予選落ち危機である。1バーディ、5ボギーの「76」で回り、カットラインに5打差となる84位と出遅れた。

「前半も後半もショットが良くなかった。バーディチャンスにはつかなかった」と渋野選手は語る。

前半5番(パー5)では3mのバーディチャンスにつけたがボギーにし、続く6番ではティーショットを左に曲げ、7番では50cmのパーパットを外した。8番もティーショットが右の林に入るなど、3オーバーでスコアを落とした。

今大会は3年連続3回目の出場で、過去2年は予選落ち。今回「朝の練習は良かったが、コースではなかなかイメージわかなかった」とコメントした。前週の日韓共催「TOTOジャパンクラシック」を制した21歳にとって、「聖域」のコースと呼ばれる。

年間レース2位の山下美夢有とは771.52pt差。次周「大王製紙エリエールレディース」(愛媛)で優勝すれば、渋野の初の戴冠も夢ではない。3位の優先の完全制覇と切り替え、「やっぱり1打でも多く入れられるように、引き締めていきたい」と述べた。

「体が元気というか、大詰めですが、集中力は続かなかった。あれだけ打っても少なくあがれるようにしたい」と語る。

渋野の脱落は予選落ちの女王戴冠だけは免れたいとの想いが込められている。次回の出場では、必ず結果を残すと誓った。今後は試練を乗り越え、さらなる進化を遂げていくことだろう。

なお、渋野選手の持つパターのデザインはファンの間で話題となっており、スウェーデンの伝説的ゴルファーに倣って特別にデザインされたユニークなものである。次戦ではそのパターが、彼女を更なる高みに導くのではないかとの期待が寄せられている。