「侍ジャパン」暗黒期育成の場が早期撤退で非難殺到 プールB・韓国野球代表
2024-11-19
著者: 裕美
野球の国際大会「プールB」で、日本代表が1次リーグを全勝で突破し、順調に進められています。しかし、一方で同じく出場している韓国代表は早々に敗退が決定。過去2大会でもあえなく敗退しており、「暗黒の歴史」と呼ばれている中、近年は他の大会でも結果を残せず、国内では「侍ジャパン」や「崩れた希望」「暗黒期」といった非難の声が上がっています。
日本はWBCとロス五輪への強化が求められています
韓国はオーストラリアとの最終戦で敗退が決定した。日本に連勝する形で突入した2位ですが、直接対決(韓国が6-3で勝利)であったため、その影響で進出を果たせなかった。実は韓国は2015年の第1回大会で優勝し、19年の前回大会では日本に敗れ準優勝していた。今回の大会では調子が悪く、2次リーグ突破ははるかに難しいことが明らかとなっています。
敗北理由として挙げられるのは、人材不足や連携の良くないチーム体制。5試合して4人が起用され、5回まで持った選手は不在。打撃では25打点のうち、3番に入った21歳の金龍永(キム・ヨンウ)内野手が10打点を上げるも他の打者は失敗。
また今大会で最初に対戦した台湾には、「アンダースローに弱い」と分析され選手は少なくとも3回のワールドシリーズで初戦を落としている。直近の3回のワールドシリーズから4連敗中の韓国は、成績を残せなくなってきており、近年危機的な状況が続いています。
韓国国内での選手育成にも影響が及んでおり、再来年の大会に良い結果を残すために、「良い選手を育てなければならない」との声が高まっています。特に、「来年以降の大会でも成果を残すためにも、優秀な選手を発掘・育成しなければ」と呼びかけている一方で、選考力の低下も警告されています。元日本代表の某選手は、「若手選手が急成長したとは言えない」と冷静に見ています。
これからの韓国に待ち受ける試練は厳しそうです。「侍ジャパン」が世界の野球においてしっかりとした実績を残す中、韓国が果たしてどのように巻き返してくるのかが注目されます。日本のデータによると、現在韓国は過去のWBCでトーナメントを1回も突破できておらず、今後も倦怠感が蔓延する中、同じ轍を踏まないための謹慎が求められる時期に来ています。見逃せない展開が続く中、今後の大会に注目が集まっています。