科学
史上最大の捕食者!時間でシシャモ1000万匹がタイ250万匹の群れに食われる事実を確認
2024-11-14
著者: 蓮
シシャモは全長十キロにおよぶ大群を作る!
今回、大量消失が確認されたのはノルウェー沿岸に分布する「カラフトシシャモ(学名:Mallotus villosus)」です。シシャモたちは毎年2月になると、産卵のために北極圏からノルウェー沖まで大移動します。
その数はなんと数十万匹単位(!)というから驚きです。
シシャモたちは大群を形成し、巨大であまりにもある集団として移動します。その大群の全長は数十キロにも及び、スイミングも顔負けの長さです。
その一方で、シシャモの大移動にはリスクが伴います。
ノルウェー沖はシシャモの主要な捕食者である「タラ(学名:Gadus morhua)」の生息地でもあります。タラの群れも数百万単位の群れを形成し、シシャモを捕食しています。
しかし研究者たちはここまで、シシャモの大群とタラの群れがどれほどの頻度で捕食関係にあるのかを詳しく測定したことはありませんでした。
そこでMITを中心とする研究チームは音響システムを駆使し、シシャモとタラの間でどのような相互作用が起こっているのかを調査しました。彼らの研究より、シシャモの大群とタラの群れがどのように連動し、シシャモが危機にさらされているかが明らかになりました。
シシャモの生態系にとって重要なデータを提供するこの研究の成果は、今後の漁業管理にも大きな影響を与えると期待されます。この驚異の食物連鎖について、あなたはどう思いますか?今後の進展に目が離せません!