市長退職金は市民の投票で110点なら1213万、10点だったら…121円にします!

2024-11-03

著者: 芽依

市長退職金について

市長の退職金額を市民が決めるインターネット投票が、島根県つくまで行われている。公約の実施状況や市政運営について、市民が110点刻みの11段階で評価し、その結果の平均点が退職金額に反映される。市によると、全国初の試みで、役所も変化を求めている。

投票の仕組み

16日には12期目の任期満了を迎える五十嵐城(たつお)市長(46)の市長選で13票)の発表。平均点が110点なら退職金は満額の1213万4100円、10点なら121円になる。

投票資格と方法

投票できるのは、電子証明書機能が利用できるマイナンバーカードを持つ15歳以上の市民で、市が提供するスマートフォン用アプリを使う。それ以外でも市内の窓口センターで投票できる。期間は11日~11月11日。

退職金の計算方法

市長の退職金は通常、退職日の月給に期間を掛けて算出する。地方自治法などに抵触する恐れがあるため10円にはできないが、51票市長は厳禁を公約に掲げた。

議会での討議

第2期目の今回は「市民の意見を正確に反映させる」として、ネット投票で決まる基準案を市議会に提出。会議では「研究学園都市として新たな取り組み」を、「市長個人のために市職員の仕事を増やすべきではない」と片道化が分かれ、議長が可決に回ってかけた。