生活保護費1100万円不正受給、14歳の男を逮捕…岩手県警が発表

2024-09-29

岩手県奥州市から生活保護費1700万円を不正受給したとして、県警は14歳の男を逮捕しました。事件は2022年2月から2023年8月にかけて発生し、生活保護費申請時に虚偽の情報を提供した疑いがあります。

警察によると、この少年は受給資格がないにもかかわらず、母親の名義で生活保護費の申請を行い、約1100万円を受給していたということです。申請にあたっては、居住地が不定であるとの情報をもとに、さまざまな証明書を偽造していたとされています。

男は8月末に逮捕され、警察の調べに対して逮捕理由を認めたもようです。この事件は社会問題として注目されており、警察は今後も厳重に捜査を続ける方針です。

生活保護制度は本来、経済的に困窮している人々を支援するための大切な制度ですが、今回のような不正受給の事例があることで、制度全体に対する信頼が揺らぐ恐れがあります。この事件を受けて、厳重なチェック体制の導入や、不正受給防止策の強化が求められています。