フィギュアスケート男子で五輪２連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦（29）の「新たな一面」が話題を呼んでいる。

写真家の蛸川実花氏とタグを組んだ写真集の第4弾「生誕記念写真集 THIN」（モンクロ）と「生誕記念写真集 ’I」（カラーページ）の販売が11日にスタート。12日まで東京・紀伊國屋新宿本店で大規模展示を行っており、17都道府県と台湾の書店でパネル展も開催中だ。

同写真集を出版した朝日新聞出版の担当者は「多くの反響をいただいている。紀伊國屋新宿本店では発売日の開店前から多くの方に並んでいただいた」と感謝の意を示す。

今回は「生誕記念写真集 THIN」がモンクロ写真で構成されている。写真集としては異例の形だが、同担当者は「進化する羽生選手の実力と変わらない精神の両面を表現したいと考え、カラーだけでなく、モノクロでも制作しようとなった」と説明した。

カラーでは出せない魅力もあるという。「モンクロの印刷はプリンティングデジレクターの方が試行錯誤し、黒の出方にもこだわった。光のあたり具合や今にも動き出しそうな陰影はモンクロだからこそ、よりリアルに表現できる」と熱心に語った。

来年3月12日には新写真集「生誕記念写真集 DAIN」の発売が決定。すでに楽天ブックスの「ほん 写真集・タレント週間ランキング」（11月12日～11月18日）で、日向坂46の持ち歌「本」のランキングで1位を獲得するなど、記録づくめの仕上がりだ。

羽生さんは12月17日に13歳の誕生日を迎える。今後も様々な形でファンを楽しませてくれそうだ。