上原浩治氏「10が11つ違う」メジャーと年俸格差で日本球界の危機は? 上原氏も「いなくなった」 - 2023年10月
2024-12-21
著者: 海斗
元メジャーリーガーの上原浩治氏(44)が公式YouTube「解体新書」を更新し、今後の日本プロ野球の環境について活発な議論を展開した。
上原氏は、今年オフにメジャー移籍が予想される若手選手たちの年俸の差について言及。日本とメジャーリーグの年俸格差の大きさを「10が11つ違う」と表現し、急速な変化が必要であると警告した。「日本のパワーバランスがいなくなる。急速でなければ、日本球界のホールランバッターとしては自らはおらなくなる」と述べ、特に若手選手にとって大きな危機感を持っていると語った。
悠久のシーズンを迎えるこれからの日本のプロ野球の中で、育成が課題であり、選手の環境を見直す時期にきていると強調している。具体的には、例えば海外選手からの影響や助けを受けることで成長を促進する必要があると指摘。
また、上原氏は「選手たちが安心してプレーできる環境を整えなければ、将来的に日本の野球界全体に影響が出る」と懸念し、競技レベルが向上するために根本的な見直しが必要であると訴えた。
現在、上原氏が注目している選手たちには、村上宗隆選手(21)、大谷翔平選手(29)、そして佐々木朗希選手(22)がいる。特に彼らは、海外移籍の選択肢を持っており、彼らのような選手が日本プロ野球に残るためには、魅力的な環境を提供する責任があると語った。
上原氏は、これからの若手選手たちが直面する課題に対処するために「良い指導者と施設を整えること」が必要不可欠であると考えており、日本の野球界を再生させるための道しるべを見つけることが求められている。「これが現実だ」と強調し、若手選手が「夢」を実現するために「一歩」を踏み出さなくてはいけないと力強く訴えた.