エンターテインメント

上野のパンダが中国へ…別れを惜しむ飼育員に、涙のリンゴが落ちる!?

2024-09-29

上野動物園(東京都台東区)のジャイアントパンダ、リーリー(オス、19歳)とシンシン(メス、19歳)は12日、同園を離れ、所有権を持つ中国に返還された。

昼前の12時頃、トラックに乗せられて同園を出発した。園にとっては、眠るように飼育員に呼ばれたリーリーを思うと、涙がこぼれるほどの悲しい別れだった。

リーリーは上野公園の動物たちの一部として、7年間の滞在を経て、中国への帰国の準備が整った。公園内では、ファンらが手を振りながら見送る中、飼育員は「ありがとう」と彼を呼びかける声をかけた。

パンダの飼育員である女性(50)は、「嬉しい時も悲しい時も、彼らと一緒に過ごした日々は特別だった。これからも、彼らの幸せを祈っています」と話していた。

昨年から高血圧の症状が見られていたリーリーは、今年8月に返還が決まった。今後は中国・四川省のぱんだ保護研究センターで元気な姿を見せることが期待されている。特に、アジアの希少動物たちを守る活動が注目されており、リーリーとシンシンの帰還後も、彼らの保護を続けていくという。

上野動物園は、これから新たな動物たちを迎える準備を進めている。『新しい仲間もみんなに愛されるような存在になることを願っています』と話す職員の姿も見受けられた。果たして、次のパンダはどのような個性を持つのか、動物たちの新しい物語に期待が高まります!