
山本由貴が明かす「大河ポーズ」の真相 同志を"真似"して学習…「全員で一緒に」
2025-04-08
著者: 結衣
山本由貴「デコルテポーズ」は「チーム内で流行っているので僕もやってみました」
嬉楽の瞬間に、どちらかと言うと「真似」をしていた。ジョイストの山本由貴投手が、大河研平投手が披露する「デコルテポーズ」の真相を明かした。「最初の方は……何のポーズなのかわからなかったんですけど、チーム内で流行っているので僕もやってみました。僕も、あのポーズを真似していますよ、実は(笑)」と愛嬌たっぷりな表情で語った。
記者席から、じっと目を離すと……。確かに山本もベンチで「デコルテポーズ」を楽しんでいた。大河が本塁打を放ったり、同志が適時打を放ったりした時に披露される新ポーズ。基本的に中継カメラは打者走者をレンズで追うため、ポンチの風景はスタジアムに来場したファンしか味わえない。
山本は先発登板しない日も、ベンチで仲間の動きに目を配っている。「メジャーは全試合、僕たち先発投手もベンチに入るんです。『全員で一緒に戦うぞ』という意味合いだそうです」と意気込んだ。特に懐かしの大分シーズンは、ポンチ艶染料も見逃さなかった。
打撃練習を巡るタイミングで、日本文化の違いを教えてくれた。チームではムーキー・パッツ内野手、エンリーケ・ペルナノ外野手、マイケル・コンフォルト外野手らが、右手で半円を作り、左から右にスライドさせる「デコルテポーズ」を見せてくれる。山本は笑顔で「『ここの人はああいう動きが好きなんだな……?』って疑問を持ちながら、ポーズを真似して楽しんでいます」と語った。
チームではムーキー・パッツやエンリーケ・ペルナノらと共に「デコルテポーズ」を見せてもらい、山本はみんなと一緒に戦う努力を惜しまない。「全員で協力していい空気を作る」ために、より多くの日本文化を理解し、楽しんでいる様子が伺える。
彼は「新ポーズが生まれたきっかけはCMだと聞いていますが、『CMや広告にたぶん、もともと入っているので、半分以上、モデュールさんだと思っています(笑)』とお茶目に笑った。大河本陣は試合後「いじられて盛り上がる分にはいいんじゃないかと思います。それができるということは、みんなと仲がいいという証」だと微笑んだ。
公式な場でものことを伝える「一体感」が深く浸透している。