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セブン&アイが米アポロ出資、最大1.5兆円規模=ブルームバーグ

2025-01-10

著者: 陽斗

【東京 10日 ロイター】 - ブルームバーグは、セブン&アイ・ホールディングス(3382.T)が米国の投資会社アポロ・グローバル・マネジメント(APO.N)に出資する計画を明らかにしたと報じています。この出資の可能性は、最大で1兆5000億円に達するとも言われています。

今回の動きにより、セブン&アイはアポロとの連携を強化し、事業拡大を目指す意向です。特に、アポロが注力している分野での成長戦略が期待されています。アポロは、長期的な視点に立った投資を得意としており、業界関係者の中でもこの出資が如何にシナジーを生むかに注目が集まっています。

現在のところ、セブン&アイは選定した事業分野において、2025年までに新たに拡大したい市場を見定めています。メガバンクなどからの資金を活用し、場合によっては9兆円規模の資金調達を行う計画もあるとされ、今後の展開に期待が寄せられています。

この連携によって、セブン&アイは国内外での競争力を一層高め、新たな顧客層の獲得を狙っています。市場では、これにより業界全体に与える影響や、両社の成長戦略に注目する声が高まっています。