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SBIHD株価急落!証券株安、台湾半導体大手と提携解消も - 日本経済新聞

2024-09-30

(10月30分、プライム、コール98473) SBIが続落している。前週末の128円(3.81%)安の3230円まで下落した。30日の東京証券市場で、日本経済平均株価の下げ幅が一時1800円を超えた。株安で証券会社の運用利益などが減少するとの懸念から売りが出ている。野村(8604)は一時前週末比4%近く下落し、大和(8601)も安い。

SBIは27日、台湾半導体大手の力晶工業(PSMC)との提携関係を見直す経営判断を下した。これにより、今後の利益見通しに暗雲が立ち込めているとの指摘が相次いでいる。

この提携解消は、経済全体にも影響を及ぼす可能性があり、特に半導体関連企業への影響は計り知れない。市場関係者は、「この動きは特にSBIにとって逆風になる」と警告しており、今後の株価動向に注目が集まる。これまであった安定的な業績が揺らぐ中、投資家の信頼も揺らいでいる模様だ。

また、他の証券会社も同様の懸念を抱いており、業界全体の株価に悪影響が及ぶ可能性が高いとの見方が広がっている。株式市場全体の動向に注目が集まる中、投資家は慎重な姿勢を崩さないことが求められている。