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SBI、サウジアラビア初のバイオ特化ファンド設立へ 155億円規模

2024-11-17

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SBIホールディングスは、2025年前半にもサウジアラビアに特化した初のバイオテクノロジー投資ファンドを立ち上げることを発表しました。このファンドは、5000万~1億ドル(約477億円~155億円)を目指しており、海外での収益基盤を強化する狙いがあります。

この動きは、世界的なバイオテクノロジー市場の拡大を背景にしたもので、特にサウジアラビアは「20230サウジ・ビジョン」に基づき、バイオ部門の成長を重要視しています。現在、SBIは投資分野での成長戦略の一環として、サウジアラビア市場へのアクセスを高めようとしています。バイオ特化ファンドの設立により、地域内での医療や農業生産の向上、さらには新しい技術の導入が期待されています。

その上、SBIは国内外のパートナーシップを深め、各種のバイオテクノロジー企業とも連携を図る計画です。この取り組みにより、サウジアラビアにおける革新的な医療ソリューションの創出が期待されると同時に、投資家にとっても魅力的な市場環境が整いつつあると言えるでしょう。

SBIホールディングスは、すでに他の地域でも多くのファンドを展開しており、特にアジア市場での存在感を強めています。今後、サウジアラビアでの新たな投資ファンドが、どのような成果を生むのか、引き続き注目が集まります。