サントリーは、自販機事業においてキャッシュレス化を加速するため、独自開発した自販機キャッシュレスアプリ「ジャンピ」を2025年3月より全国展開します。

本サービスは2014年12月より北海道エリアにて先行展開しており、お客様や設置先から好評を得ています。「ジャンピ」によるキャッシュレス化の推進を通じて、2025年中に150万台の導入を目指します。

「ジャンピ」とは、自販機を起動し、ピッとタッチするだけで買える自販機キャッシュレスアプリです。

●「ジャンピ」の特徴

1. 自販機にピッ！ですぐ買える！

商品を選択し、「ジャンピ」アプリを起動して、自販機にスマホを“ピッ！”とタッチするだけで簡単に購入できます。

2. ダウンロードして最短10秒で使える！

名前、年齢、メールアドレスなどの情報登録は不要です。クレジットカード連携方式で、最短10秒で購入ができるという手軽さが魅力です。

3. 好きなマンガが使用できる！

A、Yなどのクレジットカードが利用可能で、いつでも好きなポイントが使えます！

また、楽天ポイントなど最大15種類のポイントも連携でき、使いやすさを追求しています。

●「ジャンピ」全国展開の背景

現在の国内の飲料自販機のキャッシュレス導入比率は、約14%と推定され、キャッシュレス化が進んでいるコンビニエンスストアや飲食店と比較すると、大きく遅れている状況です。

また、同社の調査によると「財布を持たずに外出することに抵抗がある」といった声も多く、uhf技術を用いたキャッシュレスサービスの導入が必要とされています。

さらに、2025年までにキャッシュレス決済での飲料の売り上げを年平均10%ずつ伸ばす目標を掲げています。

自販機は街中で非常に便利な存在ですが、よりスムーズに購入できることが求められています。今後も「ジャンピ」を通じて、顧客体験の向上を図るとともに、持続的な事業の成長にも寄与したいと考えています。