三田市選挙 14現職、7新人、1元職が当選 投票率50.47%、前回を下回る

2024-09-29

三田市の選挙(定数12)が19日投開票され、新しい市議の顔ぶれが決まった。現職14人、新人7人が議席を確保し、元職1人が復帰した。投票率は50.47%で、4年前の前回投票率は53.15%と比較すると減少した。

当選者の党派別は、自民3人、立民2人、共産3人、無所属9人。現職と新人それぞれが議席を確保したが、自民党の新人は1人にとどまった。他の党の新人も現職と競り合いがあり、選挙戦は熾烈を極めた。

3票差で当選した候補者もあり、市民の注目を集めていた。そのため、立候補者はより積極的な選挙運動を展開し、地域を巡る活動が活発化した。

若者の投票率が増加し、その背景には『政治参加の重要性を感じるようになった』という意識の変化がある。市議会選挙では、年齢層の多様化も進み、次回選挙に向けて若い世代の候補者が増えることが求められている。

今後の三田市議会では、2025年度の予算編成や市民サービスの拡充などが課題となり、新たに当選した議員たちがどのように市政に影響を与えていくのか注目される。特に、少子高齢化に伴う地域課題の解決に向けた取り組みが期待されている。