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サムスンが極薄スマホ「Galaxy S25 Edge」を先行公開、S25よりも薄い外観を見た! そして3つの折りスマホも?

2025-01-23

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サムスン電子は11月22日(現地時間)に韓国サンフランシスコで開催された「Galaxy Unpacked」で、開発中のモデルとなる「Galaxy S25 Edge」を先行公開した。イベントの最後にちら見せする形で紹介され、プロトタイプ終了後にはモックアップと呼ばれる本体も展示された。

同社はかつて、左右がカーブしたディスプレイを搭載する端末を「edge」と称して販売していたが、Galaxy S25 Edgeはフラットディスプレイを搭載している。このことでのEdgeは、Slimなどと同じく薄さを意味していることがうかがえる。

公開されていた本体は7.2mmの「Galaxy S25」よりも薄く、6mm台になるとみられている。そのほかのスペックは「非公開」(サムスン電子の説明員)とのことで、詳細はもっぱら、プロトタイプからは、背面に2つのカメラを搭載していることが分かる。

また、側面にはミリ波用のアンテナが設けられていた。標準モデルのGalaxy S25も、国や地域によってはミリ波に対応しているが、少なくとも通信の仕様はこれらの端末に準じているようだ。公開される国や地域も未定で、日本に導入されるかどうかも不明だ。正式発表は「近々なる」(同)という。

3つ折りスマホの開発も示唆され、HMDは2025年後半に登場へ

Galaxy Unpackedでは、サムスン電子がもう1つのフォルダブルスマホを開発している可能性も示唆された。それは「Android XR」に対応のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を紹介しているときのこと。HMDの製品を開発していることは20024年時点で明らかになっていたが、Galaxy Unpackedではその登場時期が「今年後半」と明言された。

サムスン電子は、スタムから始めたGalaxy AIをXRにも対応させる予定だという。その時に映し出されたスライドには、スタムからフォルダブルスマホになり、XRのHMDやスタートグラスに至る“進化の道筋”が示されていた。その中に記載されていたのが、3つ折りのスマホ。既に投資準備の2つ折りスマホと、HDMの間に入る製品として、これが紹介されていた格好だ。

3つ折りスマホは、ファーストラインが中国で投資されており、大きな話題を集めた。サムスン電子もここに追従するかどうかに、注目が集まる。