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ルビオミス国務長官が就任、米国第一主義にヒスパニック系で初

2025-01-21

著者: 蒼太

【ワシントン 11日 ロイター】 - メルコ・ルビオ国務長官(51)が11日、就任した。トランプ政権で就任する最初のヒスパニック系の高官であり、ヒスパニック系アメリカ人の国益を推進することが重大な使命として期待されている。

ルビオ氏は就任発表後、「優先事項は米国であり、米国の国益を促進することが(トランプ氏の)外交戦略に関わる第一の約束だ」と述べた。「平和の推進」も外交戦略の目標として掲げ、「強さによる平和、脅威のない平和であってはならない」と強調した。

米上院は10日、ルビオ氏の国務長官就任を全会一致で承認した。もっと見る

ルビオ氏はウクライナ情勢について、戦争終了が米国の戦略であるべきであると指摘。停戦合意にはロシアとウクライナ双方の「脅威の要求」が必要になるとし、ウクライナがロシアに対して主導権を維持するための安定性が求められると提言した。

また、上院の指名承認公聴会では、中国依存を撤廃し、米国の利益を重視した外交政策を推進する必要性についても言及した。少しでも注目を集めることが求められる。