科学
入院中も有害物質混入?飲食物に、母殺害容疑夫婦 - 日本経済新聞
2024-10-26
著者: 葵
事件の発覚
東京都台東区において、不純物を含んだ食事を摂取させたとして、母親を殺害した疑いで夫婦が再逮捕された事件が告発された。この夫婦は入院中、母親に有害物質を含む食事を摂取させたことが26日に捜査関係者への取材で分かった。
捜査の進展
妻のLINEには、差し入れに関するやり取りがあった。警視庁は、妻が飲食物に有害物質を混ぜた可能性が高いと見ている。
被疑者のプロフィール
再逮捕されたのは、健一容疑者(43)と妻、志保容疑者(38)である。健一容疑者の母親である勇子さん(当時73)は2017年9月に入院し、2018年6月に死亡した。
入院前の状況
夫婦のパスポートなどに、不純物を含む食材が入院直前の17年8月から18年にかけて、多数回持ち込まれていた。勇子さんは健一容疑者とマンションで同居しており、志保容疑者は別の階で生活していた。健一容疑者は有害物質を自宅で抽出していたと言われており、体調悪化で入院後も混入した飲食物を口にし、殺害された疑いがある。
血液検査の結果
入院前に残された健一容疑者の血液検査の数値も、有害物質を抽出された可能性を示していた。