[2023年10月13日] - 米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で発生した山火事が広がり、電力会社エジソン・インターナショナル（SCE）が危険にさらされています。13日に発表された公式声明によれば、ロス山での火災が同社の設備に影響を及ぼす可能性があるという。火災により多くの住民が避難を余儀なくされ、約1万5千人以上の人々に影響が出ていると報告されています。

火災はロス山の東部に位置するハイランドパーク地区で発生し、多くの住宅や商業施設が燃える危険性があることから、周辺住民は警察や消防署の指示に従って避難が進められています。

公式な発表によると、SCEは火災の影響を受けており、従業員は問題の調査および復旧作業を進めているとのことです。この日の火災がどのように発生したのかに関しては、まだ調査が進められている段階です。特に、山火事の原因として、送電線の問題が疑われているとされ、環境保護団体からも疑問の声が上がっています。

火災は依然として拡大しており、周辺地域では強風により再燃のリスクもあるため、住民の注意が必要とされています。また、カリフォルニア州では、気候変動の影響で山火事の発生頻度が増加しており、州全体の安全対策も見直されているところです。

現在、ふたつの火災がほぼ同時に発生しているため、州の緊急サービスはリソースを分散させながら対応にあたっています。この火災の情報は、州内外で注目を集めており、関係機関は状況の進展を注視しています。