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ロシア政府系ファンド責任者が訪米、2日に米国との会談へ—関係者

2025-04-02

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[ワシントン 1日 時事通信] - ロシア政府系ファンドの責任者であるクリル・ドミトリエフ氏が今週、ワシントンを訪れ、米国のユニットオブ投資協力に関連する特使と会談することが明らかになった。ロシア高官の訪問はウクライナ侵攻以来初めてとなる。

ドミトリエフ氏は、国際経済投資協力を担当するロシア特使に任命された。

これに対して、関係者が明らかにしたところによれば、訪米を通じて米国との協力を強化するための大きな手応えが得られるかもしれないという。別の関係者は会談は2日に行われることが決まったと報じている。

ドミトリエフ氏は、米国に対して「そうかもしれない。ロシアに関連する話に対する反発は実際に存在する。既得権益と古い捉え方が原因だ」とコメントしている。この件について関係者改善のためには、持続的な国家安全保障と平和のために世界が必要としているものだと指摘した。

一方、特使と米国との関係は冷えており、今回のドミトリエフ氏の訪問は改善のきっかけとなるかどうかは不明である。ロシア政府高官の訪問は成功せずに終わる可能性も残されている。