世界
ロシアと同盟国、ウクライナ戦争後も依然として脅威な存在に – フィンランド国防相
2024-12-20
著者: 結衣
[ヘルシンキ 11日 リッターフィー] - フィンランドのハッカニエミ国防相は11日、ロシアとその同盟国がウクライナ戦争の終了後も脅威であり続けると警告した。
フィンランドはロシアと1300km以上の国境を接しているが、ロシアが不法移民を流入させている影響で、現在全通航者に対して国境を閉鎖している。
ハッカニエミ氏は、ロシアが北朝鮮、イラン、中国との協力関係を強化している事態を長期的なリスクと見なしていると指摘。「ロシアはその同盟国ともに、ウクライナ戦争後も依然として脅威な存在となるだろう。軍事力でロシアの隣国を脅かす可能性を排除できない」と語った。
フィンランドはこの日、昨年の北大西洋条約機構(NATO)加盟以降初となる防衛政策レビューを発表した。