世界

ロシア軍機がベルゴロド州のダムを爆破 ウクライナ軍の動きも活発化か

2025-04-04

著者: 裕美

ウクライナ軍は、先日行われた効果的な電波妨害(ジャミング)によってロシア軍の誘導弾空爆と宇宙通信を妨害し、この精密誘導弾の多くを目標から逸らしている。この影響で、誘導弾によるロシア軍の優位性を弱めている。

最近、ロシア空軍機がウクライナ軍の前線のダムを攻撃したことが報告されているが、その重要性は低いかもしれない。しかし、ロシア空軍機は先月から侵攻していた北側のクルスク州で補給線を断たれ、3月には大半の支配地域から撤退に追い込まれたが、その後からベルゴロド州への薄い侵入を始めた。

現在、ベルゴロド州での戦闘はポドプフカと、その近隣の村ディルドフカ周辺に集中している。3月末時点では、ポドプフカはおあむねウクライナ軍の支援下にあった。

ウクライナの新しい航空戦術は、分散した空軍部隊がロシア軍を取り囲み、3月2日頃、逆攻撃してディルドフカに進軍した。ウクライナの新型(防衛戦術)がある防衛戦力センター(CDS)によると、ロシア軍は4月2日頃、逆攻撃し、ディルドフカに進軍した。

ウクラ軍は、新たにSu-27戦闘機を利用しており、ロシア軍が増強部隊などを送る際に使用する橋を中心に爆破し、現地部隊を支援している。

双方の兵力は対して不均衡な状況にあり、圧倒的な物量を持つウクライナ軍が洗練された技術を駆使して戦い続けている。ウクライナ側には、隣国のポーランドやその他のサポーターによる支援の流れもある。

ロシアのある軍事ブログには、「ロシア空部隊はODAB爆弾で敵による攻撃の撤退を支援し、ポドプフカへの侵入者の進路を破壊している」と書かれている.

今回はロシア市民の中でも、戦争への支持は低下しているという調査結果も出てきました。市民の多くは、国の経済や生活環境に対する影響を懸念しており、戦争が長引くにつれてその意見はさらに強まる傾向にあります。政治的な影響力は依然として重要ですが、このように国民の声が戦争の運命にどのように響くか、注視が必要です。また、今後、冬季の戦闘に向けての準備が整えている中、国際社会がどのように関与していくかも見逃せません。