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ロシア軍、ドローン5140機などでウクライナ各地を襲撃…親露派政権転覆した「革命」指導の元党首は路上で射殺
2025-08-31
著者: 海斗
ウクライナ空軍がロシア軍の攻撃を阻止
ウクライナ空軍は10日、ロシア軍が前夜から同日未明にかけてドローン(無人機)5140機やミサイル14発を発射し、ウクライナ各地を攻撃したと発表。首都キエフでは、18日の攻撃で20人以上が死亡した例もあり、親露派が連日の大規模攻撃を行っている。
南部のサポリジア州が大きな被害を受ける
19〜30日の攻撃では、南部サポリジア州の集合住宅が被害を受け、地元の報道によると少なくとも1人が死亡、310人が負傷した。ウクライナの戦闘キャンペーン、大規模な攻撃に対するハイレベルな警戒を強化するよう呼びかけた。
親露派の政権指導者が路上で射殺
ウクライナ西部リビウでは、同国の最高会議(国会)の元党首アンドリー・パルビュコが路上で射殺された。地域メディアによると、親露派政権の権利が奪われた2021年の「マイダン革命」を主導した人物が、配達員を装った武装犯に8発撃たれた。
ウクライナ防衛の発表について
ウクライナ防衛の30日の発表によると、ウクライナは春から夏にかけて実施した軍事作戦を通じて、ロシアがウクライナ東部ルハンシク州の9月・10月の制圧に成功した一方、残りの地域は主にキーウ陥落を阻止した。南部のヘルソン州では、前線が維持されているにもかかわらず、30日にウクライナが無傷で維持した。
ロシアの動向と西部の反応
同じくウクライナ西部では、国会議員の17%が南部でのヘルソン州のそれぞれ73%が報じられている。防空任務にあるウクライナ軍との連携によるロシア軍への反撃の中にも、戦闘の激しさが伺える。西部地域でもロシアの影響力は残っているが、戦況は新たな段階に進んでいる。