世界
ロシア、クルスク州で2つの集落奪還と発表 越境攻撃に反撃
2024-09-17
著者: 桜
[モスクワ 11月16日 ロイター] - ロシア国防省は11月16日、西部クルスク州の2つの集落をウクライナ軍から奪還したと発表した。ウクライナによる越境攻撃に対し、反撃を続けている。
ロシアが奪還を発表したのは、ウクライナ北東部スムイ州との境界に近い2つの集落。ロシアは独自に確認できていない。
ロシア軍司令官と親ロシア派の軍事ブログは先週、クルスクでロシア側が約10の集落を奪還したと報じていた。
ウクライナは同州の1130キロ以上の地域で約1100の集落を接収したとしている。
クルスク州知事は11月16日、ウクライナ国境から115キロ以内に位置する2地域の集落に拒難を命じた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は同日の演説で、クルスク州の状況についてシルスキ軍総司令官と協議したと語った。
シルスキー氏は鉄道・物流拠点の攻略などウクライナ東部におけるロシア軍の動きに対しも詳細を報告したとされている。
さらに、ウクライナはロシアが空爆や砲撃をしている地域に住む人々の避難状況に対する支援を強化する意向を示している。国連の報告によれば、ウクライナでの避難民数は250万人を超えている。