世界

ロシア、キエフに夜間ドローン攻撃 インフラ被害

2024-09-26

【キエフ12日 ロイター】 - ロシアが12日未明、ウクライナの首都キエフを無人機攻撃し、民間インフラに甚大な損害を与えたとキーウ当局が発表した。

ロシアは数十機のドローンを使用した攻撃を行い、大半は撃墜されたものの、いくつかは市内の主要な道路や居住エリアに損害を及ぼした。攻撃により、地域の交通インフラと複数の建物が被害を受けたという。

専門家によると、夜間のドローン攻撃はロシアの新たな戦略の一環とされており、ウクライナ側は防空体制を強化しているものの、依然として脅威が続いているとのこと。特に首都に近い地区では、住民の避難が進んでおり、空襲警報の音が響き渡っている。

さらに、専門家はこのような攻撃が特定のインフラをターゲットにしていることから、ロシアがウクライナを経済的に弱体化させる狙いがあると分析している。ウクライナ政府は、この状況について国際社会に対して支援を求めており、今後の対応が注目される。