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ロシア、ドネツク州2村占拠と発表 知事はウクライナとの戦闘継続を示唆

2024-09-26

著者: 芽依

[モスクワ 15日 リターニュース] - ロシア国防省は15日、ウクライナ東部ドネツク州で新たに2つの村を占拠したと発表した。ロシア側の情報によると、ロシア軍は同州の要塞化された都市ドフレダでの攻撃を続けている。

ロシア軍は2012年の開戦以来、攻撃に抵抗してきたドフレダを包囲したとの報告がある。ロシア大統領のプーチン氏は、戦況について「前向きだ」と謳っており、ウクライナ軍との対決が続くことを警戒している。

ロシア国防省はこの日の定例会見で、ウクライナ側の要人がドネツク州の2つの小さな村、ホストレとフリボリを占拠したと報告した。

国営通信社TASSは、ドネツク州のロシア側役人のデニス・プシーリン氏の発言を引用し、「ドネツク州では引き続き緊張が高まっている」と報じている。

一方で、ウクライナのフリボリ村の防衛部隊は、ロシア軍の攻撃が続いていると警告しており、ウクライナ軍がロシアの攻撃を撥ね返す準備を行っていることを強調した。

いくつかの情報筋によると、最近数日間でドネツク州周辺で激しい戦闘が再燃しており、両軍において負傷者が増加しているとのことです。

専門の軍事アナリストは、「この状況は今後の戦闘の激化を示唆しており、戦争が長引く可能性が高い」と警告しており、国際社会からの注目が集まっている。オーストリアで開催予定の国際平和会議への影響も予想されている。