昨今のカリフォルニア州、ロサンゼルス近郊で発生した山火事は、10日間以上にわたり続いており、死亡者数は11名に達しました。この火災によって、約15,000棟の建物が被害を受け、1万匹以上の動物も影響を受けています。

被害が広がる中、カリフォルニア州知事は、災害対策を強化するために連邦政府からの支援を求める手紙をドナルド・トランプ元大統領に送ったことが明らかになりました。特に、これから続く豪雨に耐えられるためのインフラの強化を訴えています。

火事が続いている地域では、火災による煙や灰の影響で、周辺住民への健康被害も深刻です。住民の中には、避難指示を無視している人も多く、特に高齢者や体の不自由な人々の安全が懸念されています。

ロサンゼルスの西側、クリフトンブライアの町では、火事と豪雨の両方に警戒する必要があり、それに伴う避難指示が出されました。しかし、多くの住民がこれを軽視し、自宅に留まる選択をしています。

専門家は、火災の進行状況を注意深く観察し、住民に対して警戒を強めるよう呼びかけています。特に今後数日間で豪雨が予想されるため、これが火災の復活を招く恐れがあるとのことです。

今後もこの地域の住民は、非常事態に備え、安全確保を怠らないよう心掛けなければなりません。火災や洪水の危険から避けるための対策や避難計画の準備が急務です。もし何か不安なことがあれば、地域の消防署や災害対策本部に相談することが推奨されています。