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日経平均株価が急落!210円安の37300円で取引開始!
2025-07-10
著者: 裕美
10日朝、東京株式市場で日経平均株価が急落しました。前日比210円安の37300円で取引が開始され、市場関係者に衝撃を与えています。
背景には、国際市場での米金利の低下や、景気判断の悪化が影響している模様です。外資による円売りが続き、ドル円相場は145円を超え、前半には上昇しました。この状況を受け、上場投資信託(ETF)の新規購入が活発化し、株価上昇の期待感も見せています。
今後の見通しに関しては、経済指標の発表が迫っており、米国の新たな金融政策に期待が高まる一方で、世界的な経済不安も懸念されています。日経平均株価の底堅さは依然として高いですが、投資家は慎重な姿勢を崩さず、動向を見守る必要があります。
特に、製造業の業績が市場全体の動向に大きく影響することが予想されるため、関連企業の発表にも注目です。今月下旬には2025年度の決算見通しが公表されるため、今後の株価にどのように反映されるかが注目されます。
東証株価指数(TOPIX)も同様に下落し、前日比で0.67%の2809.29ポイントまで下がりました。一方で、KDDIやアイオンが下落を見せ、ソフトバンクグループは上昇するなど、個々の銘柄にばらつきが生じています。
米国の金利上昇が続く中、国内外での経済の行方に不安が広がる中で、この日経平均株価の動きはますます注目を集めています。投資家たちはこの逆風をどう乗り越えていくのでしょうか。