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日経平均前引け 続伸 39円高の3万8964円

2024-09-27

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比39円高の3万8964円となった。前日の米半導体株が大幅に上昇した流れを受け、東京市場でも値が支持される形となった。さらに、国内エレクトロニクスやレーザーテクノロジーに関連する企業の株が買い先行した。

日経平均は一時330円を超える上昇を見せており、6月2日以来週半ばにして3万9000円を上回る展開を見せている。この動きは、投資家の期待感や経済指標の改善が背景にあるとみられている。特に、先月の貿易収支が黒字に転じたことが市場にとって好材料とされている。

ただし、その後は利益確定売りや利己的な目標の出現も見られ、下げに転じる場面もあった。9月末の配当権利落ち日を目前に控え、日経平均は265円程度の下落影響を受ける可能性も指摘されている。それでも、全体的には堅調な展開が続いている.