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日経225・本日の想定レンジ徹底解説!
2025-08-31
著者: 弘
08:25 JST 日経225・本日の想定レンジ
本日、29日のニューヨーク市場での日経225は、92.02ドル安の45,544.88ドル、ナスダック総合指数は249.61ポイント安の21,455.55ポイントで取引がスタートしました。先物は弾力的に610円安の42,080円で動いています。市場は米ハイテク株安を受けて下落基調に入っていますが、29日はこれまでの上昇に対する反動が続く可能性が高いです。
昨日までの米国市場では、再び株式市場が反落し、特にナスダックが127.96%まで下落しました。5月以降、これまで約1ヶ月間も130%割れを記録しており、過熱感の解消が進んでいる印象です。一方、前週末の日経225は「中国のアリババグループが新たにAI向けの半導体を開発した」との報道を受け、これが株式市場の活性化に寄与するとの期待が強まっています。
しかしながら、主な株価指標の下落が続く中、東京市場も半導体関連株に悪影響が及ぶ懸念があります。ナイツセッションの日経225先物は14,503円まで下落するなかで、残りの42,000円台に落ち込むと予想されています。さらに、市場のボラティリティが高まる中、短期的な投資家による注意も必要とされています。
今後1日の米国市場についてはレバレッジのための休場となり、海外投資家は不在になるため、短期的な動きには注意が必要です。上値メドとしては43,000円、下値メドとしては42,500円が意識されており、30日の市場もその流れを受けて活発に推移するでしょう。