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リーグ過去最高の営業収入&入場者数…クラブが宣言する30億円超えの衝撃!

2024-11-19

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11月19日、リーグが2023-24シーズン(昨年度)の決算を発表した。

B1とB2の38クラブを合わせた営業収入は、昨年度の4154億3600万円から33%増の5524億4000万円となり、リーグ創設以来初めて500億円の大台を突破した。入場者数は昨対比39.9%増の過去最多452万人を記録し、入場料収入は44.8%増の108億6200万円で、右肩上がりの成長を見せた。

具体的に見ると、アルバルク東京、琉球ゴールデンキングス、千葉ジェッツの3クラブが同20億円を突破し、宇都宮ブレックス、群馬クレインサンダーズ、川崎ブレイブサンダース、サンロッカーズ渋谷、横浜ビー・コルセアーズ、富士通フロンティアーズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの7クラブは同20億円超えとなった。クラブ別の入場料収入では、琉球が12億1173万円、宇都宮が7億9388万円、横浜BCが7億1565万円で減収した。

また、リーグ全体の試合観客数が増加しており、各チームが新たなファン層を獲得していることも明らかになった。愛好者の数も徐々に増加し、SNSやストリーミングサービスの活用により、リーチの拡大が示されている。特に若い世代の支持が強く、これに伴い新しいスポンサーシップ契約が増加し、クラブの収益構造の多様化も進んでいる。

この好調な成績は、今後のリーグの運営やマーケティング戦略に大きな影響を与えると考えられ、多くのクラブがさらなる成長を目指している。