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日本株式市場、過去3番目の上昇幅 NY市場場面騒然の裏事情とは?

2025-04-08

著者: 陽斗

ヨーロッパの株式市場は、アメリカのトランプ政権による関税政策が世界経済に及ぼす影響への懸念から7日は大幅に下落しましたが、8日には取引開始の直後から買い戻しの動きが出て、値上がりしています。

ヨーロッパ各国の主要な株価指数は、日本時間の8日午後5時の時点で、前日の終値と比べて▼3.2%のフランクフルト市場、▼2.6%のパリ市場、▼3.1%のロンドン市場など大きく下落し続けています。

市場関係者は、「株価は一時的に上昇しているが、ヨーロッパでの買い戻しの動きは弱く、アメリカと中国の貿易摩擦をめぐる不透明感も消えていない。市場では不安定な値動きが続く可能性がある」と述べています。

さらに、今回の動きは新型コロナウイルスの影響にも関連しており、各国の経済が厳しい状況にある中で、金融政策や政府の刺激策が重要な鍵となるでしょう。当面の経済指標に注目が集まる中、投資家は慎重な姿勢を崩さないとみられています。