
エンターテインメント
日本テレビ社長、「月曜から夜ふかし」放送中止を発表
2025-03-31
著者: 健二
日本テレビの福地博之社長が31日、東京・汐留の同社で定例会見を行い、24日に放送されたバラエティ番組「月曜から夜ふかし」について謝罪した。
同日の会見では、番組内で中国出身の女性が受けたインタビューに関する内容を番組と協議した結果、男性ディレクターが意図的に構成し、放送したことを確認し、謝罪を行った。
福地社長は会見で「出演者の方には申し訳ない。女性、視聴者の方に改めてお詫び申し上げます」と頭を下げた。再発防止策が実施されるまで番組の放送は中止されることが決まった。
今回の件を受け、視聴者からは厳しい意見が寄せられ、ネット上でも批判の声が高まっている。テレビ業界全体にとっても、女性の立場や表現に関する重要な課題が浮き彫りになったと言える。今後、メディアの在り方やコンテンツ制作において、ジェンダーや多様性に配慮した取り組みが求められていくことは間違いないだろう。日本テレビは今回の件を教訓に、より良い番組作りに向けた具体策を検討する必要がある。