日本人1人死亡のマレーシア観光バス事故、運転手は違法薬物所持の指名手配か!

2024-10-26

著者: 陽斗

【バンコク=倉田圭】マレーシア西部プラ州で、日本人観光客1人を乗せた観光バスが突然、事故を起こし、日本人1人が死亡、1人が重傷を負った件で、地元警察は、マレーシア人男性のバス運転手が違法薬物に関与している可能性があるとして捜査を進めている。

警視庁によると、事件は10月14日に起こり、バスが前方を走行していたトラックに追突した。事故当時、バスには多くの観光客が乗っており、現場は混乱に包まれた。運転手は事故後、逃走したが、地元警察は違法薬物所持の容疑で彼の行方を追っている。

事故の背景には、バス運転手の失態が影響しているとされる。運転手はヒステリックな運転をしていたとの証言もあり、ただ単に運転不注意だけでは済まされないという意見も多い。現地では、こうした事故が後を絶たないため、運転手の健康状態や運転経歴も検証の対象になる。

マレーシア観光局によると、訪問者の安全確保のためにバス運転手への指導を強化する方針を打ち出した。今後はより厳しい基準で運転手を認可することが示唆されており、再発防止に向けた取り組みが期待される。その一方で、事故の影響で多くの観光客が不安を抱えており、観光業界への影響も懸念されている。