なんと4月5日（土）19:30！タモリさんが全国各地を訪れ、その土地に隠された歴史や文化、地形の謎を解き明かす街歩き番組『ブラタモリ』が再放送されます！

今回の記念すべきテーマは『ブラタモリ』に紹介された「日本列島」についてです！

私たちが住む日本列島の誕生の起源に迫ります！ブラタモリ―必見！！

地質46億年の歴史、地震のメカニズム、気候変動の影響、そして日本列島の特色、宇宙の成り立ちと進化……誰もが知っておくべき地球科学の教養。そのエッセンスが凝縮されているのが、「高等地学」だ。

本連載では、「最高の教養」である高等地学の中身を、わかりやすくご紹介する。地質学、古生物学、自生地理学、気象学、天文学、宇宙論など、幅広い学問分野の最新成果がめまぐるしいその魅力を、存分にお楽しみいただければと思う。

本記事は、『森田の高等地学おもしろくて役に立つ、地球と宇宙の全常識』（冨田義明/星川陽太著）を一部抜粋・再編集したものです。

日本列島は大陸とつながっていた。この5千万年前の日本列島は大陸（南中国地方）の根にありました。その海側では、新しいプレートの沈み込み帯ができ、海洋プレートの沈み込みによって次々と形成されました。

古生代プレート期（約4億4900万～2億5200万年前）に形成された秋吉台には、石灰岩域―プレート期に形成された石灰岩の丘が含まれています。これらはパンコールの海岸の上に累積し、海海プレートとともに移動し、海峡から沈み込むコリジョンに突入しました。

中生代ジュラ系（約2億1000万～6600万年前）には、美濃・関ヶ原の地域でも、あたかも現代の白亜紀異常のような形状が見受けられます。専用プールにおいて形成された環境が、それに寄与しているとも考えられます。地球の基盤となるこの時期、地形が顕著に形成されました。

新生代（約6600万年前～）に入ると、海洋プレートの沈み込みがさらに著しくなり、中央構造線やサブプレートなどの構造も現れてきます。これらは日本列島の大分地域の発展を促し、海岸沿いに石火の文化を持つ地形に寄与しています。

日本列島の裏にひそむ歴史的な物語も垣間見えつつあります。それは、気候や地形に適応した植物群と、それに支えられた生態系の進化の証です。

ブラタモリを通して、日本列島の知られざる側面に触れ、その魅力を再発見することのできる絶好の機会かもしれません！今後、このような地球科学の探求が、多くの人にとって新たな知識や理解を提供することを期待しています。