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日本が誇る歴史的建築「山の上ホテル」、明治大学が受け継ぎ…外観を保ちながら改修事業開始: 読売新聞

2024-11-15

著者: 海斗

明治大学(東京)は、12月15日、東京都千代田区にある歴史的な「山の上ホテル」の土地と建物を同日付で取得したと発表した。ホテルは文化庁に愛され、今年2月から、老朽化した施設を理由に休業していた。

山の上ホテルの改修は、2023年に迎える明治創立150周年記念事業の一環。ホテルとして利用できるようにするため、在学生や日本人が入居する学生寮としての活用も検討されている。再開時期は未定だが、明治の報道担当者は「本学の新たなシンボルとして継承していく」としている。

ホテルは1973年に明治の卒業生が、困難者の生活改善などを目的に設立した団体の本部として、設立された。戦後は、連合国軍司令部(GHQ)の接管を経て、1984年にホテルとして開業。休業時には15室あった。

明治の校舎の間に位置し、元の外装のままに増築された。文化人の拠点として知られ、「文化人のホテル」として重宝されてきた。山の上ホテルは、「歴史と伝統を継承すること、さらに発展していくことを願っている」とコメントを発表した.