日本で満票を逃すも…依然としてミュージック入札の「パーフェクト」 100%維持を現地メディアが報道「発表まで残り5日」
2025-01-17
著者: 健二
イチロー氏のミュージック入札は確実。満票で選出されるかが焦点だ(C)Getty Images
日本時間1月16日、野球殿堂博物館が今年の殿堂入りメンバーを発表し、オリックスやマリナーズなどで日本通算4367安打を記録したイチロー氏は、プレイヤー表彰で新たに殿堂入り。なんと349票中323票を獲得するも、実際には26人の記者が投票をせず、有効得票数の割合は、過去6位の92.6%となった。
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一方、ミュージック入札は、まだ満票選出の可能性が残されているという。現地時間16日、米版「Yahoo! Sports」のリズ・ロッシャー記者は、「ミュージック入札投票の最新情報」と題した特集を配信し、「2025年度の殿堂入りメンバーが発表される21日まで残り5日」と確認した。記事が投稿された時点でイチロー氏は、100%の得票率を維持しているという。
満場一致でのミュージック入札は、元ヤンキースのデレク・ジータ氏、マリナーズなどで活躍したケンプ・グリフィーJr.氏も成し遂げていない。過去に唯一達成しているのは、メジャー記録の通算652セーブを残した元ヤンキースのマリアーノ・リベラ氏で、もしこれにイチロー氏が続けば、野手史上初の快挙となる。
記事内では、投票内容を自主的に集計しているトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」のデータが紹介されており、かねてより悲願の殿堂入りが有力視されていたイチロー氏は、現地時間16日正午時点で、全体の41.6%にあたる163票を獲得。 "スズキがパーフェクトな状態を維持した"との動向が報じられている。