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RGBパネルで色域が劇的進化!? 4K有機ELテレビ「X9900R」はどこまで快適になったのか?【西川善司の大画面☆マニア】

2025-09-11

著者: 海斗

新時代の有機ELテレビ「X9900R」の登場

大画面有機ELテレビがついに日本に上陸したのは、LGが2015年に有機ELディスプレイを発表したことが始まりだ。

有機ELテレビの製造に成功を収めたLGは、技術革新に消極的だったが、彼らは進化を遂げている。

特に、今後注目したいのが2025年に実用化が始まる「第4世代OLEDテレビ」。これにより、画質や電力消費に大きな改善が見込まれている。

4K有機ELテレビ「X9900R」の特徴

LG以外にも、「TVS REGZA」や「パナソニック」などがこの製品に関心を寄せている。今年は特に、55型の4K有機ELテレビ「55X9900R」のレンタルが実現した。

このモデルは、デザインも刷新され、初代モデルを超える進化が施された。さらに、部屋の環境に応じて視聴体験を最大限に高めることができる。

圧倒的な映像美と省エネ性能

「55X9900R」は、サイズ感としては1,223×55×728mm、重さは21.3kgだ。設置は一人でも可能だが、やや重いので二人以上での扱いが推奨される。

このテレビは、画質において「OLED」ならではの色彩の表現力を発揮する。特に、コンテンツ作成や視聴環境において一貫したクオリティを保証する仕様になっている。

次世代技術の搭載が期待される

今モデルに搭載された新技術は、カラーフィルタリングやHDR技術に対する大幅な改善があり、見え方や色の再現性においても圧倒的な違いが感じられる。これにより、黒の再現性と色域が広がったため、色彩表現が豊かになる。

NetflixやVODでも抜群の存在感

昨今のテレビは、ただの視聴器に留まらず、ストリーミングサービスとの連携も強化されている。「X9900R」は、Netflixを含む多くのVODコンテンツでその実力を発揮している。

新モデルを通じて、今後の有機EL技術の進化に期待が寄せられている。色の表現だけでなく、視聴体験までもが劇的に変化することでしょう。