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任天堂とポケモン、人材ゲーム「Palworld」開発会社を提案

2024-09-20

4時間前

ピッターフィスキンス(ビジネス記者)、リフ・マクマホン(テクノロジー記者)

任天堂と、パートナー企業の「ポケモン」は19日に、人材サバイバルゲーム「Palworld(パルワールド)」の開発会社を相手に、特許侵害の差し止めなどを求めて訴訟を起こした。

「パルワールド」は2021年に発表され、すぐに「獣を持ったパル」といったニックネームがついた。

今月1月に発売されるということで、直後にパルワールドが、知的財産の侵害について調査することを表明した。

パルワールドを開発した「パルキャット」は19日、発表されたのを受けて声明を発表。「ご心配・ご迷惑をおかけしている」としてファンに謝罪した。

同社トップはこれまで、パルワールドに関連し、合法なチェックをクリアしていると述べていた。

任天堂は、知的財産とランドを熱心に保護することで知られている。

パルワールドは、ユーミンサイトに公表した声明で、パルワールドが「多数の特許を侵害している」と主張。今回の訴訟について「侵害行為の差し止め及び損害賠償を求めるもの」としている。

プレイヤーは発売1ヶ月間で2500万人超。

パルワールドは、発売から1ヶ月でプレイヤー数が2500万人を超える大ヒットとなっている。

ポケモンのディオグレースの人員作と同様、このゲームも、さまざまな力をもった生き物を集めることが主な内容となっている。

パルキャットは自社サイトで、パルワールドを「戦闘、捕獲、育成、そして拠点建築という様々な要素が融合している」と説明している。

プレイヤーは「パルティマー」と呼ばれる生物と共に戦うことができ、その生き物を捕獲し味方にする「パル」と呼ばれる生物と共に、広いマップを旅する。

パルはプレイヤーと共に戦うことも可能で、徴用ポイントで物資やアイテムを作ることもできる。

パルワールドは1月、ファンからの指摘をもとに、同社のゲームをパルワールドがめんどくさくしなければならない予定だと表明。著作権の侵害が判明した場合は、適切な対応を取るとしている。

一方、パルキャットは19日、発表が提起されたのを受け、パルワールドの主張に対するものとした。

声明では、「現時点において、当社は訴訟を受けており、先方の主張や侵害している特許の内容等について確認できておりません」とした。

任天堂の報告はBBCの取材に対し、「訴訟の内容に関するトピックについてはコメントを控える」と述べた。

ゲーム業界アナリストのピアー・ハーディン氏は、任天堂にとって、「自社のIP(知的財産)を侵害したとされる組織や個人を訴えるのは常である」と述べた。

さらに、今回の提案は「この方向を引き続き追求するものだ」と指摘。任天堂にとってパルワールドがいかに重要かを示しているとしている。

「任天堂は、パルワールドとパルワールドのフランチャイズを一部所有し、1連のゲームは任天堂のゲーム機業務と切り離せない関係にある」と。

パルキャットは今週、著作権を侵害したとして中国のゲーム開発社を相手に1500万ドルの損害賠償を求めたと報告されている。