スポーツ

【レース結果】上천大選が優勝 男子3人、女子2人がMGC切符獲得!北海道マラソン

2025-08-31

著者:

北海道マラソンの結果

8月31日、北海道で開催された北海道マラソン(フルマラソン、42.195km)の結果が発表されました。2028年に開かれる五輪代表選考会「マラソングランプリ」の舞台となるこの大会で、男子部門では上天大選(大倉製薬)が2時間11分36秒で優勝。女子部門では平田愛(バース)が2時間31分50秒でトップに立ちました。

MGC出場権を獲得した選手たち

男子では、上天大選の他に相澤直樹(中電工)が2時間11分39秒で2位、福田拓大(石川県連合)が2時間11分59秒で3位となり、MGC出場権を獲得しました。女子は、平田愛の他に池内彩香(ダンスポーツ)が2時間31分57秒で2位となり、MGC出場権を手にしました。

大会の気象条件と進行状況

この日の気象条件は気温22度、湿度78%と蒸し暑さが感じられました。スタートは8時半で、先頭集団は7人がその直後のタイムで進行、20km地点でも20人以上の選手が良いペースで走り続けました。大会初の試みとして、MGC出場権をかけた選手の激しい戦いが繰り広げられました。

レースの中盤からの展開

15km以降、ペースが落ちる中盤では、福田選手と相澤選手が前に出ていき、9名ほどの先頭集団を引き離しました。特に上天選手は、安定したペースを保ちながら他の選手を圧倒しました。23km地点へ向かう頃には、残りの選手を少しずつ引き離しながら、決定的な差をつけていきました。

ゴールまでの競り合い

最後の5kmは激しい競り合いとなり、選手たちは苦しみながらも自分の目標へ向かって走り続けました。特に始めの15kmでのタイムを活かし、彼らはMGCに向けた生き残りの戦いを繰り広げました。

今後の展望

今回の北海道マラソンでの結果は、東京オリンピックへの希望を込めた選考レースとなるため、選手たちにとって非常に重要な一戦でした。これからのトレーニングへの影響も期待される中、各選手にさらなる活躍が求められるでしょう。