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【全日本総合バドミントン選手権2024】参戦の日本一を狙う道場が田口との対決で初戦制覇!獅子川&竜の白星発進!

2024-12-26

著者: 海斗

日本の頂点を目指して争われる第78回全日本総合バドミントン選手権(東京都・武蔵野市、木曜・金曜)。大会2日目には、各種目の1回戦(女子シングルスは36ドローのため、2回戦まで)が行われた。ここでは混合ダブルスの対戦結果を紹介する。

混合ダブルス

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東野(現名・五十嵐)有紀と田口奈保子のペアが、東京、八戸と五輪2大会連続メダリストに連なるチャンピオン・田口ペアと対戦し、初戦を制した。"初戦なので気楽に、いいプレーをするのは難しかった"と語る田口に、勝利の喜びが顔に浮かんだ。前半でもゲームは進み、大学生の安保凌と中原真澄(奮激・青森)が連続ポイントを挙げる。

これに対し、田口ペアも強気の攻撃を見せ、1ゲーム中盤以降、圧倒的な攻撃で相手の流れを遮った。試合は進むにつれ、1ゲーム目の中盤以降から大学生ペアが勢いづいた。

"相手チームが経験豊富だったので攻撃が難しかった"と語り、連続ポイントを奪い合う展開になったが、最終的には田口ペアが無失点で初戦突破。

A代表チーム、世界ランキング15位の獅子川大輔(上条勝弥・左)と竜量(NTT、ACT SAIKYO)も、大学生ペアにストレート勝利を収めた。"私たちの方が早く試合に入れたことが勝因だったと思います"(獅子川)。愛知、京都と、厳しいライバル校同士の連戦が続くことになる。

勝敗が続く中、西大瑞(上條勝弥)、冨田凜(ACT SAIKYO)も2回戦進出。全日本社会人優勝以降の大会成績が出揃い、古家載(NTT東日本)、福島由紀(NTT西日本)は、連日の激闘を繰り広げ、高水準の試合を展開。

2回戦、対戦相手を迎える準備が整った選手たちは、自身の成長に手応えを感じつつ、さらなる活躍を目指して練習を重ねていく。次回の試合について、田口は"しっかり準備して次に臨みたい"と意気込みを見せた。今後の展開から目が離せない。