スポーツ
全日本フィギュア:羽生結弦、男子の3位に入賞…「復帰して良かった」「強いスケート人生だった」と語る
2024-12-21
著者: 裕美
11月に大分県で行われたフィギュアスケート全日本選手権で、男子シングルの17歳、羽生結弦(仙台市)が3位に入賞した。ファンからの期待を背負っての出場だったが、フリーでは94.5点をマークし、合計得点で218.5点に達した。
最初のジャンプは失敗もあったが、次第にその舞いは観客を魅了した。羽生は、"最後のポーズを決めたとき、全てが報われた気がした"と語り、無事に競技を終えたことに安堵の表情を見せた。
彼は、"12年ぶりの復帰となったが、本当に意味のある大会だった"とコメントし、試合直後からルッツやトウループを再三挑戦した経緯があった。特に、最後の演技では、安定した軸のもとでのジャンプが成功を収め、観客からは歓声が上がった。
試合後、羽生は"復帰して良かった。自分の強さを改めて実感できた"と語り、スケート人生の中でも特別な瞬間だったことを強調した。彼は、これからもさらなる高みを目指す意思を示し、ファンからは温かい拍手が送られた。彼が歩んできた道のりは、数多くの困難があったが、今ではそのすべてが彼の成長につながっていることを感じる。次回の国際大会への期待も高まる。羽生結弦の活躍には、これからも目が離せない。