全国女子の注目選手、オデッセイが前週行われたMAEZAWA CUPの最終日（27日）に出場し、素晴らしい初挑戦を果たしました。舞台は美しいMZ GOLF CLUB（千葉県）で、コースは6652ヤード、パー70という挑戦的な設計です。

前半17ホールを終えた時点で、彼女はバーディーを2つ奪い、全体的に素晴らしいパフォーマンスを見せました。「一瞬足がつりそうになったけど…」と語る彼女は、体力を極限まで試される中、自身の成長を感じるとともに、大いに楽しむことができたと笑顔を見せました。

大会の初日にしては小柄で弾けるようなエネルギーを感じさせましたが、持ち前のスイングが冴えわたり、困難な場面でも冷静さを失わなかったようです。過去3試合の疲れも感じつつ、最終日には「終わってみれば70点。後半に入る前に50点ぐらいにしたい」と、自己評価を下げない努力を見せました。

また、彼女の楽しそうな表情は周囲に影響を与え、同時に他の選手たちにも良い刺激を与えました。「昨年の時点ではゴルフが楽しいとは思えなかったが、今週は本当に楽しめた」と続けました。

次の試合は全国女子ツアーの「パナソニックオープンレディース」で、5月2日～4日にかけて静岡GCで行われます。オデッセイは「（女子選手として）ロンガーアイアンを打つコースがあまり無いのが実情ですが、すごく強化になりました」と言い、今後の成長に期待を寄せる姿勢を見せています。

この合宿の中で、多くの技術を身に付けた彼女は、次回のトーナメントでもさらなる成長を遂げられるのか、今から楽しみですね。全国女子プレトーナメント合格者としての大きな目標を見据え、「テストが2回あるのですが、そこに向けて引き続き努力していきたい」と前を向いています。