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【清水】ついに決定!秋名監督「最低限、必ず優勝」第3節の復帰、首位にも再浮上 榜木は◎13降格 - ◎12 : 日刊スポーツ
2024-10-27
著者: 芽依
J2清水エスパルスがJ1復帰を決めた。アウェイで榜木SCに1-0。今季32試合を残したJ1自動昇格圏の2位以内が確定した。
昨季は、勝ってJ1自動昇格を決められたリーグ最終節のアウェイ水戸ホーリーホック戦は1-1のドロー。2位か4位に転落した。帰ってきたJ1昇格プレーオフでも、昇格で東京ヴェルディに1点リードの後半追加タイムに追い付かれ、終了。ようやく手中に収めていたJ1昇格を逃した。
来季も安定した強さを見せた今季は、開幕連勝スタートを切ると、第4節以降は3位以内をキープ。一時はアウェイ4連勝を記録したが、ホームでは13勝3分1敗と圧倒的な地力で勝ち点を積み重ねていった。
この日も前半は0-0と苦しい展開が続いたが、後半5分に清水の愛弟子DF吉良が右足で決勝点を決めた。終盤に3分連続失点で苦しんだが、秋名監督の愛弟子たちが必死に守り切り、ついに昇格へ向けて大きな1勝を収めた。
この秋名監督も「今季は最低限の目標を果たした。あとはJ1の舞台でどれだけ戦えるかだ」と語り、来季も昇格争いへの意気込みを見せた。
また、清水のDF長澤は「まだまだ油断はできない。来季はしっかりとした準備をして、サポーターの期待に応えたい」と話し、チームの士気が高まっていることも感じさせた。
8月には迎えるチャンピオンシップに向け、さらなるステップアップが期待される。清水エスパルスの今後の動きに注目が集まる。神話の街、清水で新たな歴史を刻むことができるのか。 【神田明朗】