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強盗事件が頻発、警戒が必要な「時間帯」とは?
2024-11-03
著者: 海斗
東京都内を中心に、8月以降、特に6都道府県で12件の強盗事件が発生している。そんな中で、住居侵入が相次ぎ、窓ガラスを割って侵入する手口が共通している。身を守るにはどうすればいいのか。
防犯アドバイザーの京師(きょうもり)美香さんは、「新たなリスクに対しては、地域で予防策を整えることが重要」と強調する。窓ガラスに防犯フィルムを貼ったり、侵入対策を仕掛けることも効果的だと指摘する。「侵入までの『時間稼ぎ』をすることが大事だ」と述べた。
犯罪を防ぐためには、早めの気配りや人の動きを感じ取るセンサーライトを取り入れることも有効である。京師さんは「犯人は『音』や『光』、『時間』、そして『人の目』を気にする」と話し、それを考慮した防犯対策が求められる。
また、住居に侵入され、外に逃げることが難しい場面ではどうするべきか。「部屋のかかりや家具を内側に移動させて、自分を隠す工夫をするのが第一」と京師さんは述べている。
さらには、強盗などの犯罪報告を警察に通報することや、携帯電話や固定電話の機能を活かして逃げ道を避けることが大切で、「身を守るためには無理に抵抗しないことも大事だ」と警告する。最近のデータによると、都市部では休暇シーズンに犯罪が増加する傾向があるため、特に注意が必要だ。