Q. 「キスで腸周病がうつる」って本当ですか? [腸周病] All About
2025-01-23
著者: 陽斗
Q. 「キスで腸周病がうつる」って本当ですか?
キスで腸周病菌に感染する!?本当でしょうか?近年、「キスで腸周病がうつる」との噂が広まり、特に口内の健康が気になる方には不安が募っています。実際に、腸周病が原因で口内の衛生状態が悪化するということはあるのでしょうか?予防法はあるのでしょうか?
A. 本当です。
しばしばキスをしなくても、完璧な感染予防は難しいのです。腸周病の有病率は、20代で7%、30代〜50代は8%、60代では9%にも及びます。生まれたての赤ちゃんの口内には腸周病菌が存在しないため、もしその状態が保たれれば腸周病はリスクが全くありません。しかし、年齢とともに腸周病のリスクは高くなります。
キスによる感染リスク
「キスによる感染リスク」についての研究では、ある研究によると10秒のキスで移動する細菌の数は「8000万個」と報告されています。もちろん全てが腸周病菌や虫歯菌などの悪性菌ではありませんが、日々のスキンシップをするパートナーがいる場合、相手の口内環境に問題があると腸周病の感染リスクは高くなります。
腸周病の防ぎ方
では、キスを全くしなければ腸周病は防げるのでしょうか?実際にはそうではありません。人との会話や食事の場があり、どんなに普段の生活を送っていても、腸の感染を完全に予防することは難しいのです。「腸周病菌に感染しない生活」を送ることは、現実的には難しいとされています。ただし、腸周病菌に感染したかどうかは、その後の行動によるところも大きいのです。腸周病菌に感染したからといって必ずしも腸周病になるわけではなく、個々の免疫力や生活習慣が影響を及ぼします。そのため、口内の健康を維持するためには、定期的な歯科検診や、口内の清掃が必要不可欠です。
腸周病と全身の健康
さらに、腸周病が悪化すると全身の健康にも影響を与え、心臓病や糖尿病などさまざまな病気のリスクが増えることも確認されています。腸の健康を守るためには、バランスの良い食事や禁煙、定期的な運動も重要です。
まとめ
もっと詳しい情報を知りたい方は、「腸周病はキスでうつるのか?感染予防法」をぜひご覧ください。